真夜中の口笛吹き

好々爺のぼやき節

中尾彬さんの終活に思うこと

名バイプレイヤーとして名を馳せた、名優中尾彬さんが先日81歳の生涯に幕を下ろしました。

 

自分も主役を際立たせるその演技が光った作品を映画・テレビドラマを合わせてもう何十本も見てきました。

 

謹んでご冥福をお祈りいたします。

 

今回中尾さんの逝去に際してマスコミが報じていたのが「終活」

 

数年前から別荘や高価な調度品を手放したり、収集したり自分で描いた絵画を生まれ故郷の木更津市に寄贈したり、生前自分が入るお墓まで用意していたそうです。

 

人間関係もかなり断捨離したのだとか。

 

ご自分がこの世を去った後、一人残された妻の池波志乃さんに余計な負担がかからないようにとの配慮があったのでしょうね。

 

これはなかなか出来ることではありません。

 

「断捨離」などと簡単に言っても長年手元に置いていたものを処分するのは思い切るのも大変です。

 

残された家族のために目に見える物理的なもののほかに、銀行口座だったり、自動引き落としでカード払いになっている各種支払いや投資関係の詳細など、いろいろ処理しなければならないことが多すぎて、自分などは考えただけでも途方に暮れてしまいます。

 

自分は妻より年上なので、順当にいけばおそらく私の方が先にこの世を去ることになるでしょう。

中尾さんの年齢に達するまでもう20年を切っています。

 

残された家族に迷惑がかからないよう、自分もそろそろ「終活」を意識しなければならない年齢に差し掛かっているのかもしれませんね。

 

少しづつ、いろいろな整理を始めていこうと思っています。

そうだ、実家の倉庫にもいろいろ残しているんだった。

約20年、あっという間に立ってしまうのでしょうね。