真夜中の口笛吹き

好々爺のぼやき節

年下の役員に苦笑いされること

先週のことです。

 

勤務先の業務に関する提案があり、自分が所属する部署の本部長も兼ねている担当役員に時間を取ってもらい、資料持参で説明をしました。

 

この役員、親会社から来ている自分よりも年下の人。

畑違いの部署に来ているので、時々話が嚙み合わないことも。

 

定年までに親会社に戻りたいのでしょう。

3年、5年先といったロングスパンで物事を考えようとせず、何かにつけて性急に結果を出したがります。

 

交際費の使い方もハンパない。

週に3日は打ち合わせで外部の人間と夜の会食。

月に3桁は使う御仁です。

これが社業に効果があればいいのですが。

 

ちなみにその交際費を前線で稼いでくる我が社の営業は交際費の枠はなく、都度申請して使わせてもらうという形になっています。

 

話を戻すと、自分の提案したのは数年かけて取り組んでいくものでした(内容は割愛します)

 

役員さん、私の出した提案書には殆ど目もくれず。

 

「でもこれすぐ結果出ませんよね?」

「〇〇さん(私のこと)もこれ実現できたとしても、その頃もう会社にいないですよね?」

 

まぁそういう反応もあるだろうなと思ってはいましたが、許せなかったのが苦笑を浮かべながら話したこと。

 

これには頭に来ましたねぇ。

 

50後半になって子会社に出向してくるなんてのは、親会社での権力闘争に負けて、置き所がなくて来るケースがほとんどです(ウチのグループの場合)

 

以前は60歳を過ぎてから社長や専務で来るケースが多く、彼ら彼女らもウチの会社を終の棲家と考えているので社員へも優しく接してくれたものです。

今出向してくる連中は残り数年で親会社に戻りたいものですから、無茶な経営計画を立てたがる。


どうぞお好きに、という感じですが、いくらこちらがシニア社員とはいえ、長年社業発展に尽くしてきた社員に少しは敬意を払えないものでしょうか。

苦笑いってなんなんでしょうね。

最近怒りの沸点も随分高くなったと思っているのですが、久しぶりに頭に来た一件でした。