真夜中の口笛吹き

好々爺のぼやき節

退職代行

ここ最近、テレビやネットで「退職代行」という言葉をよく見かけます。

 

退職代行業者自体は割と前からあったようですね。

自分はコロナ禍で学校で対面の授業も受けられず、コミュニケーションを取る機会のなかった学生たちが入社してもコミュニケーションに悩み、自分から言い出せなくて退職代行を依頼するのかと思っていました。

 

ずいぶんドライな話だなぁと思いました。

新人研修を受けたり、歓迎会を開いてくれたりしたであろう部署の先輩への恩義は感じないのかとかね。

 

辞めさせてもらえないというのもブラックな話だなぁとも思いつつ、企業にしてみればせっかく面接で選んだのにすぐ辞められては次の手当ても大変でしょうしね。

 

「配属ガチャ」という言葉も最近知りました。

これは何を言ってるんだろうと思います。

入社する前にどういう部署があるのかはあらかじめ説明を受けているはず。

それを自分が希望した部署に配属されなかったからと言ってすぐ辞めてしまうのはねぇ。

 

採用する方も最初からその新入社員の適性を100%見抜けるわけではありません。

中には不本意な配属になることもあるでしょう。

入社して実績を上げて、その希望する場所へ行ってやろうという気概はないのでしょうか。

さらに、仕事をしているうちに当初の希望とは違う職種に興味が湧いて、そちらで能力を発揮するというのもよく聞く話です。

 

それでも辞めるのはその人の人生。

しかし、せめて最後挨拶ぐらいはできないものかと思う昭和の世代です。

自分だったら母校(高校・大学)に迷惑が掛かってしまうのではないかということを心配してしまうのですがね。

 

なんか考えがうまくまとまらず書き散らかしてしまいましたので、この件についてはまた改めて書いてみようと思います。

 

そういえば、退職代行の会社に勤めている社員が同業他社に退職代行を依頼するケースもあるとか…。

 

自分の勤務先は今のところ新入社員の退職はないようです。